「ダーク・ラム」

必須<英語>
推奨人数 1~3人
PL難易度 ほぼ無し、ロスト無し
KP難易度 低め
時間 一時間半程度
備考 茶番寄りのシティです。RPを楽しみたい方に。
[導入]11月1日に、ニューオリンズのとある酒場に来てもらう。

画像付きです。


【NPC紹介】

・男(バロンサムディ)
ゲーデ。マレウスに載っているバロンサムディとは違います。ニャルの化身じゃないです。ちゃんとしたブードゥーの方の神様です。
彼の名前を聞かれたら「サミュエル」とでも名乗っておきましょう。
海老を動かすだけでなく、ポッケから無限にお金を出したり、何かを浮かせてみたりとマジシャンのような不思議な事をさせても良いかもしれません。
背景としては昏睡していた探索者を彼がニューオリンズに少し招いてくれた、と言った感じです。

・ヴードゥー博物館の老女
見た目は変わりないですが実はゾンビです。お世話焼きなのでアーサーの家を教えてくれたりアポを取ったりしてくれます。

・アーサー・ウェイト
魔道書を書いた本人です。曾曾おじいさん等と言ってますが本人です。幽霊です。
優しい人でお茶とか出してくれます。







【酒場】
活気あるバーボンストリートから少し外れた酒場。
活気ある通りから外れたとはいえ、
それでも聞こえるてくる音楽、人々の話し声、ヴードゥーの怪しげな香り。
貴方はそこで食事をしにきた。時刻は午後8時頃
メニューは魚介のガンボスープがオススメのようである

しばらくしていると「君たちは観光客かな?」と声をかけられる
話かけてきたのは、身長は軽く二メートルは超えているだろうという古ぼけた汚い格好をした黒人の大男である
筋肉質のような骨張ったような不自然な顔つきをしたその男は、葉巻をくわえラム酒が入ったグラスを片手に不自然なまでに流暢な日本語で話を続ける。

「最近は観光客もこの店にきてるのを良く見かけるよ このあたりに棲むものとしても嬉しいね」
「きみたちは今日は何の日か知ってるだろ(<オカルト>で死者の日である事を知ってても良い。)」
「11月1日だ。死者の日って言うんだよ」
「お墓参りをしたりする 日本でもあるだろきっとそんな風習」
「死者が蘇ってきたりするっていわれてんだ 隣に居るやつがもしかしたら幽霊かもしれないんだ
いやここはヴードゥーの街だからな ゾンビかもな」

そんな事を言いながら男は貴方が食べているスープに手を翳す。
男が手をかざすとしだいにスープが波打ちスープの中の海老が動きだしはじめた。
海老は暴れ、そのまま器をよじのぼり、離れ、出ていってしまった
奇怪な現象に0/1のSANC


男はそのまま続ける。
「見た所きみたちは、、、不可解な現象にも慣れてるだろう?長年の勘だ。
ちょっと賭け事をしないか。コインの表か裏かを当てる奴だよ。」
何を賭けるのかと言われたら、「ほんの一つ、頼み事を聞いて欲しい。たいしたものじゃないんだ」と言う。

@やらないと行った場合
断ろう、そう思った瞬間ふっと意識が宙に浮くような感じがした。
自分の口が動く。何を言ったのか。
男はにやりと笑い、見た事ないような怪しげな模様のコインを見せ、「そうこなくちゃな。こっちが表、こっちが裏だ。さあ投げるぞ」といいコインを投げる。
何かに操られるかのように今自分はやると言ってしまったのである。
男は手でコインを押さえ言う「さあどっち」

@やると行った場合
男はにやりと笑い、見た事ないような怪しげな模様のコインを見せ、「こっちが表、こっちが裏だ。さあ投げるぞ」といいコインを投げた。
男はコインを押さえ言う「さあどっち」


目の前の男がにやりとわらいコインから手を外す。コインは(探索者が指定した方とは逆の面)だった。
「残念、外れだ。」
「賭けはきみらの負けだ。一つお願いごとを聞いてくれないか
なに簡単な事だ。明日の夜九時までにこの店に人をなるだけ集めて欲しい
なに時間はたくさんある。この街は観るところがたくさんあるからな。
そうだ、ブードゥー博物館なんてどうだ?そこは面白いものがいっぱいあるんだ。
ああ、そうだ今日は俺のおごりだ。じゃあたのんだよ●●(探索者の下の名前、名乗っていなくても)」
そういって男はテーブルに金を置き去って行った。
(人とだけ言わせる事。死人も含むと言う意味。)


@店主に男について聞く
・常連だと言う
・何をするか分からない奴
・にぎやかな事が好きである
・人が来るのは歓迎だという
・観光はしたか?近くにヴードゥー博物館が在るぞ
等と言う。



・<知識>または観光しにきていると言うのならば近くにヴードゥー博物館が在ると言う事を知っててよい。
・この日はもう遅いので宿に帰って寝る事にさせましょう。



【酒場】(昼)
あの男が居る。
「約束の方は頼んだよ。」 
「時間の方は沢山ある。そうだヴードゥー博物館にはいったかな。」
等と言ってヴードゥー博物館へ誘導する事。



【ヴードゥー博物館】


入り口に鰐の頭が飾られ怪しげな雰囲気を醸し出している。
一見、雑貨屋のようにみえるほどちいさな博物館である。

中に入り黒人の老女がヴードゥーの説明を行っている。
<英語>ロールに成功すれば説明が分かる。
「ブードゥー教の死者の日は、このカトリックの習慣がハイチで変化したものと考えられており、
11月の1日と2日、信者はお墓参りをし、先祖に花やお酒を供え、家族や友人同士で集まり、「ゲーデ」と呼ばれる死と性の精霊たち、そしてその長である「バロン・サムディ」こと「土曜男爵」をたたえる。」

中に入ると小さな室内に所狭しと怪しげな絵や飾り物が並べてある。
祭壇には不思議な像、キリスト教らしいものまである。
怪しげな小冊子が目に留まるだろう。


<英語>で読める
<英語>ロールに失敗しても
ゾンビについての記述だと分かる
<英語>ロールに成功すれば
それがブードゥーの黒魔術的一面、ゾンビについてであると分かる。
ゾンビを呼び寄せたり、ゾンビが入れない見えない壁を作るような術に付いての記述が在る。
だが、具体的なやり方等は書いては居ない。


それを見ていると老女が話かけてくる。「その本の原本なら近くのウェイト氏が持っていたわ。気になるのなら彼に頼めば見せてくれるかも。」という
ウェイト家の住所を教えてくれる。







【ウェイト家】
小振りな古い屋敷である。古き良き家柄と行った感じでところどころ怪しげなグッズが並んでいる
なかから老人の男性が出てくる。彼はアーサーと名乗り、歓迎しておやつなんかも出してくれるだろう。

「この本は曾曾じいさんくらいが書いた本の簡易板である」と言い見せてくれる。
「博物館においてあるのはそれの更に紹介みたいな者で対した事は書いていない。」
「あまり見るのを進めるような物でもないかもしれない、いわゆるブードゥーの黒魔術と言う物だ。まあでも興味はあるだろう、私も実に興味深い物だと思う」
という。

古びた冊子
「the nyhargo codex」
と掠れた文字で書かれている
研究に一週間・斜め読みに三時間
《悪い死体の塵の創造》《歩く死者の招来》
神話技能に+1
正気度喪失1/1d3
かなり簡易板です。特になにかこれ以上のものはありません。
斜め読みで二つの呪文を習得出来ます。


《歩く死者の招来》
使い手の1.6km以内に居るゾンビを呼び寄せる。使い手は2MPと1d3正気度ポイントをコストとして支払い詠唱を行う。
日没以後、使い手は、地面に塩で円を書き、その中央に立って呪文に必要な言葉を詠唱する。
塩の円はその中に居る限りアンデットから使い手と他三人までを保護する。ゾンビは、可能な限りの速さで円に近づき、円の縁で立ち止まる。
アンデッドは夜明けまでこの円の縁にとどまり、遠くに行く事も攻撃する事もない。


《悪い死体の塵の創造》
ゾンビが超える事の出来ない魔法のバリアー(障壁)を作る呪文である。2MPコストがかかるが正気度の喪失はない。
この粉を作るためにはゾンビの内臓と呪文の使い手の肉片を30グラム(自分自身でかじり取ったものでなければならない) と、ジャングルの珍しい、つる植物の花びらを乾かして粉にしたものが要であるそれらを慎重に乾燥させ、
一緒に混ぜ合わせてよくたたき、その前で数時間の詠唱を行ない、その粉を地面の上に落としていって線を描く。
描き終わったらそこでまた詠唱を行ない、線に2マジック·ポイントを与えてやる。すると粉は目に見えない魔法の壁を形成し、ゾンビ はそれを越えることができない。
粉を洗い流したり、吹き飛ばしたりするまでは、その壁はいつまでも残っている粉の創造1回につき長さ約30mの壁を作るのに十分な量ができる。







彼は「人」としか言わなかったので死人も含む、ゾンビを呼べばそれでよしと言う事です。


@エンドA店でゾンビを呼ぶ

貴方は塩で円をえがき詠唱を始める。
外の暗い風景から何やら音がする。
ぞろりぞろりと、揃った脚音に異様な気配を感じると、それらが店の光を浴びて正体を現した
生きているとは思えない瞳にだらりと垂れた腕。
それはゾンビと呼ばれるもの、それらの群れがこちらへ向かってくる。
何とも奇妙なその現象を目撃したあなた方は
1d3/1d6のSANC
ゾンビの群れは塩の円の縁にまで来ると、あなた方に危害を加える事も無く店に入ると酒を注文したりしはじめた。
そうしてゾンビの群れが店にあふれるとあの男の声がした。
「おやおやこんなにあつめてくれるとはありがたいありがたい」
「今日は死者の日だ。死者の為の日だ。無礼講だ」
「もちろん君たちも例外ではない.出てこいよ。」


@エンドBゾンビを呼ばなかった
夜の酒場で男が来た。
「おやおやこれっぽっちかい
まあでも呼んでくれた事は変わりないさ
今日は死者の日だ。死者の為の日だ。無礼講だ。今日は俺のおごりだ飲みたまえ」



こっからはお酒によるCONロールでもして茶番しましょう。

アーサーウェイトは幽霊のようであり、他の客や店主もゾンビだったという風にしても良いかもしれません。

適当なタイミングでEDに移ります。





【ED】
酩酊により意識が手放される。ぼんやりとラム酒の香りだけが脳を刺激する。
次に目を覚ました時には白い天井だった。
「目が覚めましたか」
白衣の女性が声をかけてくる
「ニューオリンズに向かう筈だったんですが飛行機が胴体着陸いたしましてね
頭を少し打ったのか脳震盪をおこしていたようですね。」
と女性は言うだろう。

あの街で見た事は幻かなにかだっただろうか。

(以下Aエンドのみ)
ふと横を見れば赤いブードゥー人形が置かれている。
それを手に持つと、人形はほんのりラム酒の香りがした。
(終了)







ウィキより引用。ゲーデについて調べると言った場合出しても良い。
「ゲーデ (Guede, Ghede) またはゲデ (Gede) は、ハイチのヴードゥー教における死神。
死とセックスのロアとされており、古ぼけて擦り切れ、破れた黒い山高帽と燕尾服を着た男の姿をしており、
死者がギネー(ギニア=神々の住処)に向かう途中にある「永遠の交差点」に立っているという。
生きてきた全ての人間を知っている為、彼は非常に賢明である。その一方でひどく下品な態度や言葉遣いをし、非常に陽気で葉巻と酒が大好物である。
人間に憑依してその口を借り、好きな事を喋らせる事ができる。」





SAN回復1d10
赤いヴードゥー人形[AF]:SANCを含む全ての技能を一度だけ成功扱いにする


多くの探索者が街で客を引き寄せようとすると思います。それに応じた芸術を最後に生やさせても良いかもしれません。
芸術(客寄せ)等。








以下、資料用の画像です。
ブードゥー博物館の内部と外観の写真はシナリオ用に使用するならば自由です。
それ以外の写真はフリー素材です。クリックで原寸大



バーボンストリート

街並み

ブードゥー博物館





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